カテゴリ:ミツバチ



7月 03日, 2018年
5月のブログで取り上げた分蜂行動はミツバチの自然な欲求です.ミツバチは単独では生き延びられない社会性昆虫,大きなコロニー内の一員として生きています.ミツバチが末永く繁殖していくためにコロニーは分割してふえていく必要があり,それがまさに分蜂行動なのです.一方,養蜂家にとって,これまで育ててきた蜂群から女王蜂と半分の働き蜂が飛び出してしまい,それを回収できなかったら痛恨の極み.分蜂行動をうまく調整して,蜂を失うのでなく,増やしていけるようにしたいところです.
7月 03日, 2018年
米国のAmerican Bee Journalと Bee...
5月 30日, 2018年
ミツバチヘギイタダニに感染した蜂群はすみやかに適正な対策が施されないと,しだいに勢いが弱まります.採餌,育児,巣の防御など通常の活動機能は低下していき,やがてコロニー全体が機能不全に陥る蜂群崩壊へと向かいます.このダニの存在は必ずしも目立つ訳ではないので(多くの時間を有蓋巣房内ですごす),突然蜂群がだめになって養蜂家は不意を突かれることになるのです.
5月 30日, 2018年
ミツバチヘギイタダニ(バロアダニVarroa destructor (Anderson and Truman))は...
5月 02日, 2018年
 新たに出房した若い女王蜂は交尾飛行から戻り,産卵を開始すると巣内にとどまります.ローヤルゼリーを十分に与えられ,大きな腹部から産卵の日々.ローヤルゼリーは完全に消化されるので,糞をするために巣の外に飛び出ることもないのです.ところが分蜂準備が始まると,働き蜂から女王蜂へのローヤルゼリー給餌が控えられるようになり,女王蜂は腹部がほっそりとなります.  写真右上の女王蜂,腹部は普段これほど大きくなっています.
5月 02日, 2018年
 大学生になれば5月のゴールデンウィークに大いに楽しめると思っていました.ところが,「ミツバチ研究分野の教員や学生に連休などありません.分蜂群を至急回収して欲しいとの依頼にそなえ,準備して待機するのです」ときびしい言葉を聞かされました.もう半世紀ほど前の話ですが.  写真は分蜂が起きる数時間前のある蜂場の様子です.良い天気で花盛り.
4月 01日, 2018年
「私の蜂場周辺にはアブラナ畑があり,いつ開花するか,その成長を注意深く見守っています.それで,私の蜂群に上置き巣箱を追加するのは,いつ頃がベストでしょうか」.この質問をした方はたとえば,「菜の花が5分咲きになった頃に,2段群にするのが良いでしょう」という分かりやすい返事を期待したのでしょうか.
2月 28日, 2018年
 Bee Craftは月刊雑誌なので,季節に合わせた蜂群飼養管理技術をかなり具体的に毎号掲載します.花粉媒介昆虫の危機を理解し,彼らに必要な環境の保全にも協力しようとの思いから趣味養蜂を始めた,入門レベルの購読者が近年多数いるので,ベテランが自分のノウハウを開示する連載記事なども.概して英国人は分かり易く教えるのが好きだし,うまいですね. ...
2月 28日, 2018年
 ひどい冬ですね.昨年末から米国は記録的大寒波におそわれて,日本にも低温と冬の嵐が繰り返し来襲して,野菜が高騰.遅れた梅も開花しはじめ,私たちはやれやれ春がもうすぐだと期待する2月末に,寒波がこんどはフランス,イギリスをめがけて東から吹き出しています....
11月 06日, 2017年
 ◇7ミリの空間:ミツバチ自身ではなく人間が器材設計などの場面で有効なビースペースとして採用している.巣枠の上桟の両端と巣箱側面にこれだけの隙間が確保できれば,ミツバチがロウとプロポリスで固着しようと励むのと戦う面倒から逃れられるだろう....

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