カテゴリ:蜂ロウ



1月 30日, 2018年
もちろん蜂ロウは高価なものです.ミツバチの労働の結晶であるハチミツから,その1/6の重さのロウが作られます.ミツバチがロウでつくる巣板,たとえば春に巣箱の中で見つける無駄巣を手にとってごらんなさい.半透明の精緻なハニカム構造で,ふんわりと厚みはありますが,紙よりはるかに軽いです.ロウソク1本分の蜂ロウを得るのにどれだけの巣が必要でしょう.ハチミツを得るためにどれだけのミツバチが飛び回ったでしょう.
1月 30日, 2018年
蜂ロウ製のロウソクは古代エジプト,古代ギリシャ・ローマ,中国の東晋時代に使われた記録があります.もちろん記録に残らないもっと以前の時代にもあちこちで燃やされていたはずです.しかし蜂ロウは高価で貴重な素材だったので,だれもがこのロウソクを潤沢に使うわけにはいきませんでした....
1月 30日, 2018年
今冬は例年にない厳しい寒波が続きますね.日照時間が短く,暗く寒い時間が長い冬は,いつの時代の人々にとっても,つらく厳しい時期だったでしょう.ふたたび光りがあふれ,植物がみどりを回復し,虫,鳥,けものたちが姿を現す暖かな春の訪れを,みな心から願ったに違いありません.冬の祭りに沢山のロウソクが灯されたのは,明るく暖かな春が巡り来ることを待ち望む気持ちの表れでもあったはずです.
2月 01日, 2015年
ロストワックス法(蝋型法,失蝋法)は日本でも金属加工業や芸術の分野で使われています.ロウが彫刻しやすく,また熱で溶けることを利用した鋳造法で,細緻で複雑な形状のものを繰り返して作れるため,紀元前に青銅器の鋳造法として既に主要古代文明のメソポタミア,インド,中国に伝播,ギリシャには300BC頃に伝わって盛んに使われたとのこと.
2月 01日, 2015年
トルコ航空は今でもエコノミークラスの客に機内用便利グッズをくれます.淡いアイボリー色の蜂ロウ入りクリームをその中に見つけたときは心底驚き,トルコが養蜂大国であることを実感しました. 現代でも蜂ロウは主用途である巣枠に張る巣礎の他に,さまざまな分野で利用されています.
1月 08日, 2015年
古代世界での蜂ロウの利用をその2,その3で見ていきます....
12月 31日, 2014年
 ミツバチは人と自然に,いろいろな贈り物をくれています.筆頭はなんといってもハチミツですが,その次に古くから重要だったミツバチ生産物が,蜂ロウです.  日本では蜜ろうとも言いますが,ここでは英語のBeeswaxにあわせて,蜂ロウを使います.